代表7チーム決定 県小学生バレー市予選

 第32回県小学生バレーボール選手権大会和歌山市予選が23日、北出島の東公園体育館で開かれ男子2、女子5チームの代表が決まった。 両チームが県大会に出場できる男子は順位決定戦が行われ、福島が浜宮に快勝。 フルセットの白熱戦が相次いだ女子はSジュニア、和歌浦、新南、城北がそれぞれのゾーンを制し代表権を獲得した他、 第5代表決定戦では和佐が安原をセットカウント2―0で破り、 最後の切符を手にした。しんぽう写真館はこちらから

 女子は13チームが激突。 シード権を持つ4チームのうち、 代表決定戦でBゾーンの和歌浦とCゾーンの新南は、 いずれも持ち前の攻撃力で相手を圧倒した。 AゾーンのSジュニアは、 福島に第1セットを先取されたが、 ブロックから攻撃のリズムをつかみ、 竹本や宮本のスパイクで2セットを連取。 福島を振り切った。

 Dゾーンの城北は和佐と大接戦を繰り広げた。 和佐の井谷や鈴木の果敢な攻めに序盤から苦しい展開となった城北だが、 ここ1番の勝負どころでエース本村が力強いスパイクを決め追いつき、 さらに逆転で第1セットを先取した。 第2セットも終盤までもつれたが、 粘る和佐が挽回。 最終の第3セットでは、 本村を軸とする城北のパワーがわずかに勝り21―14で決着した。

 9チームにより1つの代表権を争った第5代表決定戦は、 最終で和佐と安原が対戦した。 和佐は序盤から片山のパスアタックや中筋のサービスエースでリードした。 安原も後半、 山本絢や井上のスパイクで反撃、 4点差まで詰め寄ったが、 和佐は効果的なサーブで得点を加え、 20―14で迎えたセットポイントでは井谷がフェイントを決め第1セットを奪った。 勢いに乗った和佐は第2セットも着実に得点を重ね21―15で逃げ切り、 県大会出場を決めた。

 県大会は11月13日に白浜町の総合体育館を主会場に開かれる。