31日~「ガールズケイリン」 和歌山で初開催

 48年ぶりに復活し注目を集める 「ガールズケイリン」 (女子競輪) が31日から6月2日までの3日間、 県内で初めて和歌山競輪場 (和歌山市五筋目) で開催されるのを前に、 出場する4選手が29日、 県庁などでPR活動を行った。

 女子競輪は昭和24年から15年間、 開かれていた。 昨年のロンドン五輪で正式種目になり、 競輪人気回復の起爆剤にしようと昨年7月、 プロスポーツ 「ガールズケイリン」 として復活。 現在51人の選手が活躍している。

 男子と異なり、 国際ルールを採用し、 自転車の素材も違うことに加え、 選手が一列に並んで連携する戦法 「ライン」 がなく、 全員がスタートからゴールまで激しく競い合う。

 PR活動には、 和歌山競輪に出走する14人のうち加瀬加奈子、 田中麻衣美、 藤原亜衣里、 白井美早子の4選手が参加。 JR和歌山駅前でのアピールに続き、 県庁では仁坂吉伸知事の歓迎を受けた。

 加瀬選手は 「ケイリンは男のイメージがあるが、 華やかな女のバトルを見てほしい。 新たな女性の仕事としても門をたたく人が増えてほしい」 と話していた。

 問い合わせは和歌山競輪場 (℡073・431・1019) へ。