「市展」始まる 第1期は日本画など

 和歌山市などが主催する第62回市美術展覧会(市展)が26日、市民会館で始まった。

 初日には大橋建一市長や来賓、審査員ら出席のもとテープカットが行われ、美術ファンらが大勢詰め掛けた。

 ことしの一般応募は7部門で258点あった。30日まで開催の第1会期は日本画、工芸、いけ花の3部門の作品を展示。それぞれ市長賞に選ばれた、日本画部門、小野千寿子さん(日高川町)の「奥之院」や工芸部門の岡本昌昭さん(和歌山市)の「黒泥彩花器」、いけ花の市原知さん(同市)の作品などが並んでいる。

 7月3日からは「書道」、10日からは「洋画」、17日からは「写真・彫塑」。全会期で、一般の入賞入選作品、無鑑査・招待・審査員の作品の計475点が展示される。午前9時半から午後5時まで。

 各部門の入賞作品(市長賞・市議会議長賞・教育委員会賞・読売賞・奨励賞・無鑑査賞)は後日紙面で紹介。