Galaxy2年ぶりV 日曜野球夏季大会決勝

 本紙後援・第45回和歌山日曜野球夏季大会(大道眸運営委員長)の決勝が1日、和歌山市北出島の市民球場で行われ、Galaxyが2年ぶり2回目の優勝を決めた。敗者復活から勝ち上がってきたナイトローズとの顔合わせは、先制を許しながらも序盤で逆転したGalaxyが主導権を握り、6回に1点を加え3点をリードした。1点差に詰め寄られた8回には2死から連打で決定的な2点を挙げ快勝した。MVPは逆転打を含む3安打のGalaxy・貴志優太選手が獲得。ナイトローズのリーダー辻本浩光主将が敢闘賞に選ばれた。しんぽう写真館はこちらから

◇準決勝

TEAM 1 2 3 4 5 6 7
Galaxy
焼鳥おおつき

TEAM 1 2 3 4 5 6 7
前 川
ナイトローズ

◇決勝

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ナイトローズ
Galaxy

 決勝のカードは、いずれも準決勝を完封勝ちしたGalaxyとナイトローズが激突した。初回、ナイトローズが2死2、3塁から岡田の左前適時打で1点を先取したが、その裏、Galaxyは相手失策を突き1死2塁から松井、貴志がともに中前に適時打を放ち逆転。2回には2死満塁から、相手投手の暴投で1点を加えた。

 試合の流れをつかんだGalaxyは6回、森が左中間2塁打で得点圏に進むと、すかさず岡本が左前に運び1点を追加した。ナイトローズの猛反撃にリードもわずか1点で迎えた8回には、2死2塁で田の左越え3塁打が飛び出す勝負強さを発揮。さらに堀田の中前打で3点差とリードを広げた。

 守っては高野、坂本の両左腕が継投。中盤は走者を出しながらも、ナイトローズ打線に得点を与えなかったが、8回は辻本の内野安打をきっかけに、5安打の集中打を浴び2点を奪われた。なおも2死満塁となったが、坂本が踏ん張り、次打者を2塁ゴロと三振に切り、同点は許さなかった。

 Galaxyの代表・山崎選手は「他の大会で勉強したことを日曜野球でできれば、全体的なレベルアップにつながると思い久しぶりの参加となったが、優勝できてうれしい。投手も粘り強く投げ、打線も取られたら、きっちり取り返す野球ができた」とした。MVPの貴志選手は「3安打で賞が頂けるかなという予感はあった。日曜野球の決勝に次も来れるように頑張る」と意欲的だった。優勝、準優勝ナインは次の皆さん。

 《Galaxy》代表兼選手=山崎彰大▽監督兼選手=南大樹▽主将=田知樹▽選手=坂本大樹、高野晃輔、田中宏幸、貴志優太、堀内信孝、徳山幸弘、神代周、岡本昌也、野村健太郎、堀田武志、桐明将基、鈴木亮、山岡大祐、松井大樹、森健騎、桝屋建人、井上琢磨

 《ナイトローズ》代表兼主将=辻本浩光▽監督=東野富一▽選手=児玉和宏、北谷真路、松崎大介、中村右京、東山誠也、岡田直也、清水英之、東野和幸、吉田裕紀、畑中直樹、横出繁忠、本田正太、前山清悟、杉田憲一、檀上真登、桐本恭行、横出直幸、佐藤慎悟、梶本竜一、田中雄也