秋季日曜野球が開幕 35チーム激突
本紙後援の第45回和歌山日曜野球秋季大会が6日、開幕した。和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で行われた開会式には、門博文衆院議員や鶴保庸介参院議員らが駆け付け、参加35チームの健闘にエールを送った。選手を代表してブレイブスの上田和平選手が、参加できることへの感謝を交え宣誓。熱戦の火ぶたが切られた。オープニングゲームでは、半世紀近い大会の歴史で初めて審判2人制を実施。伝統を守りながらも、米国のマイナーリーグでは通例とされている新たな取り組みが注目を集めた。
春季大会、夏季大会に続きことしの締めくくりとなる大会は、前回優勝の嶋村クラブを先頭に35チームの入場行進で幕を開け、初出場の紀州男(キスオ)とHistorysの2チームもはつらつとした足音を響かせた。行進には、選手の家族も加わり、よりアットホームな雰囲気が広がった。
大道眸運営委員長の開会宣言に続き、大会長の大橋建一和歌山市長が「45年も続く大会を支えてくれた日曜野球会の皆さんに敬意を表したい。近年、野球人口が減っていると言われるが、野球を好きな人は多い。スポーツの秋は草野球にとっても、いい季節だ。優勝目指し皆さんの活躍を期待する」とあいさつした。山下直也(県議)宇治田清治(市議)両副会長の激励の後、選手宣誓はブレイブスの上田選手が務め「45回大会に出場できることに感謝し、正々堂々とプレーする」と誓った。
初日はブレイブスと克己の1試合のみで、門議員がナイスボールの始球式で花を添えた。試合は、昨年の夏季大会以来の優勝を狙う克己が、そつのない野球でブレイブスを圧倒、9―2の5回コールドで2回戦に駒を進めた。大会は日曜日だけの実施で、2カ月にわたり行われ、決勝は11月24日に紀三井寺公園野球場でプレーボール。初日の結果、13日の試合は次の通り。
◇1回戦
ブレイブス
000202
10152X9
克己
(5回コールド)
【13日の試合】
《市民スポーツ広場A球場》1回戦=①焼鳥おおつき―小林塾(午前8時半)②Stars―Earthdream(10時)③WKクラブ―嶋村クラブ(11時半)◇2回戦=④マックロンズ―ブレーメン(午後1時)
《同広場B球場》1回戦=①Diaborix―スラッガーズ(午前8時半)◇2回戦=②ホーネッツ―Historys(10時)◇1回戦=③紀州男―中和インサーツ(11時半)④NoReason―NT・Gropu(午後1時)