「紀州忍者」テーマに 2日、県博で講演

 日本3大忍術書の一つ、『正忍記』(しょうにんき)を記した紀州藩の軍学者・名取三十郎正澄(なとりさんじゅうろうまさずみ)に関する学習会が、11月2日午後1時半から、県立博物館(和歌山市吹上)2階の学習室で開かれる。

 県立博物館友の会が主催する学習会「温故知新の会」秋の特別企画。

 講師は、このほど境内から三十郎正澄の墓石が見つかった、同市吹上の恵運寺(えいうんじ)の山本寿法副住職。墓石が発見されるまでの経緯や、その人物像、秘伝書についてや、観光資源としての活用展望などについて語る。

 会員以外の参加も歓迎。希望者は同会事務局(℡073・436・8670)。