和歌山国体マスコットは「きいちゃん」
平成27年「紀の国わかやま国体」のマスコットの愛称が「きいちゃん」に決定した。仁坂吉伸知事が1日、定例会見で発表した。
マスコットの愛称を6月8日から8月19日まで全国公募したところ、7234点の応募があった。第70回県準備委員会広報・県民運動専門委員会で審査し、和歌山を表す「紀の国」「紀伊国」「紀州犬」の頭文字「き」を取った親しみやすい「きいちゃん」を採用。29人から同じ作品の応募があり、抽選で兵庫県姫路市の会社員、山森徹さん(52)が名付け親となった。優秀賞は「わかわん」「きのくん」「わかやん」が選ばれた。
また同時に、大会愛称のロゴデザインも公開。和歌山の豊かな森林、名物のミカン、雄大な海と空をイメージし、緑を主体にオレンジと青をポイントに効かせた。
同日、仁坂知事は、着ぐるみのきいちゃんに国体PRキャラバン隊の隊長を任命。県から委託を受けているキャラバン隊の副隊長の女性が「紀の国わかやま国体のことを和歌山県のみんなに知ってほしいワン! 国体を盛り上げるワン。まかせてだワン!」と決意表明を代読した。きいちゃんは今後、県内のイベントに出演し、国体をPR。3日には、和歌浦漁港の「第11回和歌浦漁港朝市しらすまつり」に登場する。