冬恒例の餅つきペッタン 雑賀崎幼
和歌山市西浜の雑賀崎幼稚園(岡本博園長)で28日、毎年恒例の「おもちつき」が行われ、園児39人と保護者、教職員らが参加した。
幼稚園の一大イベントを、みんなで楽しくできるようにと、保護者で構成する「育誠会」の保体部(島村ゆかり部長)が準備、運営を担当した。園児は、法被姿で参加し、全員が餅つきを体験。年長児は重い杵を一人で持ち、精いっぱい餅をたたいた。また、「せーの、せーの」と元気に声を掛け、会場を盛り上げた。出来上がると、つきたてのお餅にきなこをまぶし、満面の笑みで頬張った。
寺井大翔君(6)は「お餅をつくのは初めてで、楽しかった。重たかったけど一人でできたよ」、西山貫太君(6)は「みんなでついたお餅はおいしかった。面白かったよ」と話し、島村部長は「きょうは全員参加。子どもたちの喜ぶ顔が見られ、うれしい」とほほ笑んだ。