看護の志を新たに 紀美野の専門学校で戴帽式
紀美野町小畑の国保野上厚生総合病院付属看護専門学校 (阿河良廣学校長) で11日、 看護学生が初めてナースキャップを着ける 「戴帽(たいぼう)式」が行われ、第5期生の男女43人が、ナイチンゲールのともしびを手に、看護の志を新たにした。
式では、 教員から学生一人ひとりにナースキャップが授けられ、 ナイチンゲール像の「ともしび」 からロウソクに火をもらい、 ナイチンゲール誓詞を唱和、 賛歌を斉唱した。
阿河学校長は 「これからも勉学にまい進し、 心して看護の道を歩んで行ってほしい」 とあいさつ。 続いて在校生からは2年生の冨田紗希さん (20)が 「これからの道のりは決して平坦ではありませんが、 その先に将来の自分がいることを忘れないで」 とエールを送った。
また、戴帽生代表の大倉千佳さん (39)は「きょうの感激を生涯忘れず、これからもたゆまぬ努力をしていくことを誓います」と力強く語った。
1年生は来週から実習に入り、 実際の看護現場を体験していく。