街の再生へ新会社「サスカッチ」設立 ぶらくり丁
まちなかの遊休不動産を改修するなどして活用する「リノベーション」を推進しようと、まちづくり会社㈱sasquatch(サスカッチ)が19日、和歌山市中ノ店北ノ丁の北ぶらくり丁会館に設立される。
仕掛け人は、「Kisssh―Kissssssh(きしゅ~きしゅ~)映画祭」実行委員会の代表や、「和歌山国際芸術祭2015」の実行委員長を務めるなど、幅広く活動する小川貴央さん(38)。まちなかのエリア価値の向上を目的に、遊休不動産のオーナーや事業主と共同して「30年先も歩いて楽しいまちづくり」を目指す。
主な活動は、リノベーションによる街の再生▽新事業の創出▽継続的に事業を生み出せる人材の育成――など。小川さんは「遊休不動産を活用し、若者がやりたいことに挑戦でき、夢がかなえられるような魅力のあるまちにしたい」と話している。