プロバスケ/トライアンズ川村、通算5千得点
プロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」の川村卓也選手(27)が8日、ノーリツアリーナ和歌山で行われた対東芝ブレイブサンダース神奈川戦で、史上最年少で通算5000得点(トップリーグ6人目)を達成した。日本人選手では、レバンガ北海道の折茂武彦選手に続く2人目。
記録達成まで残り7点で迎えたこの日、川村は第2クオーター(Q)で3点シュート、第3Qでフリースロー2本を決め王手をかけると、その後にゴール正面からのミドルシュートで、5000得点の大台に乗せた。
試合後の川村選手は「2週間前から周囲が記録達成のことでザワザワしていたが、意識せずにプレーできた」とし、「次は折茂選手に追い付け追い越せで1万点得点を目指して頑張りたい」とさらなる意欲を語った。また、和歌山での力の源について「週2回食べる和歌山ラーメンのおかげかな」とにっこり。
試合は同日、強豪東芝神奈川に終始リードされる展開で敗れたが、翌日の試合では、マイケル・パーカーが35得点、川村が31得点と大爆発し、前日の雪辱を果たした。
〈8日〉和歌山69(14―27、15―20、21―16、19―20)83東芝神奈川
〈9日〉和歌山100(28―24、25―8、27―28、20―26)86東芝神奈川
バスケ好き芸人登場 9日の試合では、特別イベントとして、吉本興業㈱所属のバスケ好き芸人が登場。
麒麟の田村裕さんの他、おいでやす小田さん、和歌山県住みます芸人のわんだーらんどの2人が、フリースロー対決やトライアンズグッズと交換できるボールの投げ入れ、トークショーなどで、盛り上がった。
会場を盛り上げた麒麟の田村さんら