小学校で卒業式 和歌山市は3287人巣立つ

 和歌山市内の公立小学校全53校で19日、卒業式が行われ、計3287人の児童が6年間学び育った思い出の学校を巣立った。

 同市西庄の八幡台小学校では、岡正人校長が卒業生118人(男子61人、女子57人)に証書を手渡した。「誕生日」の歌詞を紹介し、大切に思ってくれる多くの存在があることを強調。「自分を大切にしながら、今を力いっぱい全力で生きてほしい」と述べた。

 卒業生は「みんなを笑顔にする踊り子になりたい」や「有名な会社の社長になる」など、一人ひとり希望や夢、思いを発表。歌で「ありがとう」の気持ちを伝え、新たな決意を胸に新しい一歩を踏み出した。

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 本紙エリア他4市町の卒業人数は次の通り。卒業式は海南、紀美野は19日、岩出、紀の川は20日。

 【海南市】全13校計467人(黒江53人、日方34人、内海50人、大野41人、亀川64人、巽62人、北野上19人、中野上24人、南野上3人、加茂川35人、塩津2人、大東39人、下津41人)

 【紀美野町】全4校計82人(野上57人、小川3人、下神野20人、毛原2人)

 【岩出市】全6校計614人(岩出69人、山崎112人、根来74人、上岩出107人、山崎北139人、中央113人)

 【紀の川市】全16校計649人(池田70人、田中96人、長田28人、粉河48人、竜門18人、川原20人、鞆渕7人、名手45人、上名手13人、麻生津22人、安楽川46人、調月20人、丸栖23人、西貴志90人、中貴志67人、東貴志36人)