250組、華やかに競う 海南で全国ダンススポーツ選手権

 県ダンススポーツ連盟(岩橋實亮会長)が主催する第31回全国ダンススポーツ選手権大会「和歌山」が6日、海南市の総合体育館で開かれ、千葉や熊本をはじめ県内外から約250組が参加。スタンダードとラテンを合わせて16部門で、華やかでより熱い戦いを繰り広げられた。

 開会式には、地元の神出政巳市長のほか尾崎要二、坂本登両県議も駆け付け、リーダーとパートナーの息のあった発表にエールを送った。

 競技はラテンから始まり、A級決勝では大矢部廣昭、中川弘美組(大阪府)が優勝、知事杯を手にした。県勢では金田好充・金田好美組が4位と健闘した。同金田組は、B級スタンダードでも3位に入賞。応援に訪れた友人たちからも祝福の拍手が湧き起こっていた。

 知事杯を目指すA級スタンダードの決勝では、惜しくも県勢はいなかったが、ワルツやタンゴを舞う6組の素晴らしい競演は、谷口主嘉、谷口小夜子組(京都府)が制した。
 ジュブナイルの部には、小学生たちが出場。かわいいステップが、会場の人気を1人占めしていた。