避難所に電話回線 28市町村で設置 NTT
NTT西日本和歌山支店(江口秀孝支店長)は県内28市町村と連携し、各市町村が指定する避難所296カ所に公衆電話回線(847回線)を設置。おおむね設置工事が完了したと発表した。
南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備え、避難住民らの通信手段を速やかに確保できる体制を整えようと、平成24年から設置工事を進めてきた。
災害発生時には、各市町村で保管している電話機を接続することで、避難者や帰宅困難者などが通信料無料で利用できる。発信専用で着信することはできないが、災害優先電話のため、電話が集中してつながりにくいといった影響を受けにくいという。また
「災害用伝言ダイヤル(171)」にも利用できる。