近畿道や京奈和事業が前進 国交省見直し
国交省近畿地方整備局は25日、本年度道路事業の見通しについて発表し、来年度中の開通計画だった近畿自動車道紀勢線田辺―すさみインターチェンジ(IC)間を、来年9月下旬の和歌山国体までに前倒しで開通させることを明らかにした。
同区間は、現在開通している同線南紀田辺ICから南に約38㌔延伸。和歌山国体での活用の他、沿岸部道路であることから、防災面強化などにおいて地元要望も強い。
その他、京奈和自動車道については、28年度に和歌山ジャンクション(JCT)―大和郡山JCTまでを全線開通させ、名阪国道と阪和道がつながる計画を発表した。