四季の郷でツツジ 西庄でラベンダー見頃

 大型連休後半がスタートし、行楽地がにぎわいを見せる中、和歌山市明王寺の四季の郷公園西側斜面ではツツジが一斉に開花し、来園者の目を楽しませている。

 距離500㍍、高さ30㍍の斜面に植えられたツツジは、赤、白、紫色の花がアーチ上にデザインされ、競い合うように咲き誇っている。大型連休中が花の最盛期で、10日ごろまでは楽しめそうだ。

 同園は「大型連休中に多くの人に来場いただき、自慢のツツジや開花が始まったバラ園の花を楽しんでもらえれば」とPR。問い合わせは同園(℡073・478・0070)。

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 和歌山市の西庄ふれあいの郷ハーブ園では約3万本のラベンダーが見頃を迎え、辺り一帯がハーブの爽やかな香りに包まれている。

 約70種類の花やハーブ約5万本を栽培。ラベンダーはフレンチラベンダー、ストエカスラベンダー、キューレットを中心に、クリーム色の花を咲かせるラビットイヤーズラベンダーなど9種類を栽培している。訪れた人たちは「きれいやね」と目を細めて園内を散策していた。

 ラベンダーは6月中旬まで楽しめる。

 22日午前10時からと午後1時からの2回、同園で「ラベンダーの花摘み体験」が開かれる。定員各60人。申し込みは、はがきに①住所②名前③電話番号④年齢⑤希望の時間――を明記し、西庄ふれあいの郷ハーブ園「花摘み体験」(〒640―0112、和歌山市西庄1107の36)。13日消印有効。問い合わせも同じ(℡073・456・3533)。