悪徳商法から身を守る 海南で消費者講座
海南市は5月の消費者月間に合わせて20日、市民会館で特別講座を開き、参加した地域住民ら50人が悪徳商法から身を守る心構えや知識を学んだ。
「あなたは狙われている!海南市でも高額被害が」をテーマに、NPO法人消費者サポートネット和歌山の南方明子さんと渡辺富美さんが講義。コントや実際の事例を交え、契約やクーリングオフについて説明した。
訪問販売、出資を促す利殖商法、振り込め詐欺や還付金詐欺の巧妙な手口も分かりやすく解説。「ややこしいと思ったら相談。未然防止へ周りの方にも伝えてあげてください」と注意を呼び掛け、参加者は真剣に聴き入っていた。
海南市は毎月第2木曜日、日方の海南保健福祉センターで専門相談員による消費生活相談を行っている。午後1時から4時まで。問い合わせは市民交流課(℡073・483・8455)。