地元開催まで1年 長崎国体壮行式
来月から開催される長崎国体・大会に向けた県選手団の結束と、開催まで1年に迫った紀の国わかやま国体・大会の機運高揚を目的に23日、和歌山市小松原通の県民文化会館で、「結団壮行式」が行われ、各競技の選手や関係者など1300人が出席し、健闘を誓い合った。
式では各来賓から祝辞が贈られた他、元体操女子日本代表の田中理恵さん、田辺市出身の俳優、小西博之さんのビデオ応援メッセージも流された。謝辞では、選手を代表して、国体フェンシング少年女子の西岡真穂選手(17)と、障害者スポーツ大会卓球の本田功選手(70)が、感謝の言葉を述べるとともに、意気込みを語った。
その他、同じく来年に近畿2府4県を会場にして開かれる全国高校総体(インターハイ)に向けて、前回の実行委員から花の種が引き継がれる「友情の花の種伝達式」も行われた。舞台では、ことし夏に開催された南関東の東京、千葉、神奈川、山梨の各都県の高校生らが駆け付け、近畿の高校生らに、サルビアとマリーゴールドの種を手渡した。
式の最後には、音楽ユニット「ウインズ」の平阪さんと宮本恵梨菜さんが登場し、国体イメージソング「明日へと」を歌い、会場全体で合唱した。