けがを防ぐ体づくり学ぶ 下津一中

筋肉の仕組みなどを知り、けがをしにくい体づくりを勧める「傷害予防講習会」が18日、海南市の市民交流センターで市立下津第一中学校(木村拓司校長)の全生徒101人を対象に開かれ、講師の日本体育協会公認アスレティックトレーナーから、準備運動の大切さを学んだ。

ゆうゆうスポーツクラブ海南が文部科学省から委託を受けて実施する「地域スポーツとトップスポーツの好循環推進事業」の一環。同公認トレーナーで辻秀輝整形外科の服部祐介さんと、水谷崇さんが講師を務めた。

服部さんは、正しい筋肉の伸ばし方を実践しながら講義。生徒も一緒に実践し、ストレッチを行った後に前屈すると、以前より体が柔らかくなったと驚き。服部さんは「柔らかくなったのではなく、それが自分の本来持っている体の柔らかさ。準備運動はすごく大切」と、セルフケアの必要性を話した。

実践しながら筋肉の仕組みを伝える服部さん

実践しながら筋肉の仕組みを伝える服部さん