石原君が全国入選 愛鳥週間ポスター

 県内の小中高生から野生鳥類の保護思想の普及を促すポスターを募集した「平成27年度愛鳥週間用ポスター原画コンクール」で、県審査で特選となった近畿大学付属和歌山高校1年、石原昂明君(15)の作品が、中央審査(日本鳥類保護連盟主催)で入選した。

 同コンクールは、愛鳥週間(5月10~16日)に合わせて毎年開催。本年度は県全体で662点(小学校550点、中学校74点、高校38点)の応募があり、うち9点が特選に選ばれた。特選作品は全国から寄せられる中央審査に出展され、全体で51点が入賞・入選した。

 石原君の作品は、「色鮮やかな羽が好き」と語るように、木の枝先に止まったり、羽を広げたりするカワセミの姿を描いた。入選を受け、「選ばれるとは思っていなかったのでびっくりしている。とてもうれしい」と笑顔を見せた。伝達表彰式が19日、県庁南別館の海草振興局で行われ、幸前裕之局長から石原君に賞状が手渡された。

カワセミを描いた石原君の作品

カワセミを描いた石原君の作品

幸前局長㊧から賞状を受け取った石原君㊥

幸前局長㊧から賞状を受け取った石原君㊥