外国人観光客に高野・熊野を動画でPR
外国人観光客向けの動画サイト「Kansai Window TV」英語版で23日から、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の魅力をPRする動画が公開される。
同サイトは、関西地域振興財団が運営している外国人観光客向けポータルサイト「Kansai Window」(http://www.kansai.gr.jp/en/)の動画コンテンツ。「関西在住外国人が語る関西の魅力Vol.2―和歌山県編」と題した12分50秒の動画で、米国出身・田辺市在住のマイケル・ローズさん(高野・熊野特区通訳案内士)が高野山と弘法大師、精進料理、写経体験、熊野三山などを英語で紹介している。
県広報課は「県内に住むマイケルさんが外国語で地域の魅力をPRしている珍しい動画です。和歌山の魅力に気付いてもらい、多くの方に来ていただけたら」と話している。
同財団は関西広域機構の事業の一部と大阪湾ベイエリア開発推進機構を継承する団体として平成23年に発足。同サイトでは関西の最新の観光・文化、経済産業をはじめ、さまざまな情報を多言語で世界へ発信している。