災害対応の自販機を設置 賃貸経営者協
全国賃貸住宅経営者協会連合会阪和支部(大久保和夫支部長)は、事務局を置くレンタルハウス㈱の事務センター(和歌山市有本)とアパマンショップ和歌山北店(同市栄谷)の2カ所に、災害時に飲料を無償提供する機能付き自動販売機「災害救援ベンダー」を1台ずつ設置した。
「災害救援ベンダー」は、災害などの停電時、専用キーを用いた人的操作で非常用電源に切り替わり、必要な電力を供給して自動販売機内の商品を搬出することができる。同連合会では、社会貢献活動の一環として全国的に設置を進めており、同支部での設置は初めてとなった。
23日に同社事務センターで除幕式が行われ、大久保支部長とレンタルハウスの上野山豊誠社長の手で幕が取られた。
同支部は県と大阪府泉南地域をエリアとし、約300人の会員を持つ。上野山社長(54)は「今後、会員に声を掛けて台数を増やしていく予定です」と話していた。