春の火災予防運動 7日まで各地で啓発
平成27年春の火災予防運動が1日から全国一斉に始まり、各地で防火広報が展開されている。和歌山市のイズミヤスーパーセンター紀伊川辺店では同日、市消防局や地域の婦人防火クラブらによる防火啓発活動が行われ、買い物客らに火災予防を呼び掛けた。
運動は7日まで。「もういいかい 火を消すまでは まあだだよ」を全国統一標語に掲げ、山林パトロールや街頭啓発といった運動が行われる。
和歌山市では「ひろげよう 防火の絆で 火災ゼロ」を標語に運動を実施。同店では、標語の入ったポケットティッシュや住宅火災の防止策などをまとめたチラシなど啓発物の配布や、市消防音楽隊によるコンサートが行われた。
また消防車両を背景に記念撮影する子ども向けのコーナーもあり、参加した子どもは防火衣を着て、笑顔で写真を撮っていた。
市消防局予防課の園出和広副課長は「この時期は、乾燥や強風などの気象もあり、火災が発生しやすい。防災意識を高めてもらい、火災の防止、また被害の軽減につながれば」と話していた。