第2弾はスタンプラリー 加太さかな線
和歌山市の南海電鉄・加太線沿線の魅力を発信する「加太さかな線プロジェクト」の第2弾が3日、スタートした。今回は「加太で獲れた1本釣りの鯛が当たる」スタンプラリー、新オリジナルグッズの販売、加太線を走る車両へのロゴステッカー掲出の3つの企画を展開し、春の行楽シーズンを迎える沿線地域を盛り上げる。
南海電鉄が加太・磯の浦の両観光協会と共同で始めたプロジェクト。昨年11月の第1弾では、和歌山工業高校の生徒が作った観光駅名看板の設置や、黒穴子を使った新名物の発売などを行った。
今回のスタンプラリーは、加太、磯ノ浦、二里ヶ浜のいずれかの駅でスタンプ台紙を手に入れ、沿線の神社や商店を回ってスタンプを3つ集めると、抽選で賞品が当たる。特賞は1本釣りの鯛1匹(1人)、A賞は加太さかな線オリジナルグッズ(前掛け、手ぬぐい、ロゴマークマグネット)セット(20人)、B賞は同マグネット(50人)。期間は5月31日まで。
手ぬぐいとマグネットは新しいオリジナルグッズで、加太駅と難波駅2階サービスセンターで発売。7日の「加太の桜鯛祭り」でも販売する。
車両には扉の横にロゴマークステッカーを貼り、観光客の気分を盛り上げる。
南海電鉄では現在、特に加太と高野山への利用促進に力を入れており、営業課の石坂勝利主任(47)は「スタンプラリーで沿線のお店にもぜひ足を運んでもらい、加太の新しい所を発見してほしい」とアピールしている。