ジャバラ香る和歌山ジンジャーエール

 新生姜とジャバラの爽やかなコラボレーション――。JAわかやま(和歌山市栗栖、川口順弘代表理事組合長)は、「和歌山ジンジャーエール」シリーズの第4弾となる新商品「じゃばらしみ透るWakayama GingerAle」を6月1日に発売する。

 和歌山市の特産である新生姜を使い、JAわかやまが市、和歌山商工会議所、市農業委員会と共同開発している飲料シリーズで、第1弾「生姜丸しぼり」は発売から6年目を迎えた。第2弾「梅ひと雫」、第3弾「桃ほのか」に次ぐ「じゃばらしみ透る」は、北山村産のジャバラと新生姜の果汁を微炭酸で合わせ、すっきりとした口当たりで、爽やかな味わいに仕上がっているという。

 JAわかやま本店で行われた発表会で川口組合長は「地域の農産物を使い、健康志向を重視した商品。生姜の刺激とジャバラの香りを味わってもらいたい。ご愛飲者の健康維持につながれば」と新商品に自信を示した。

 尾花正啓市長も駆け付け、「和歌山の農産物の健康的なイメージを広めてくれている」と話し、期待を寄せた。

 「じゃばらしみ透るWakayamaGingerAle」は1本250㍉㍑、希望小売価格180円(税込み)。市内のJA各支店や量販店を中心に全国の小売店で販売される。北山村で収穫されたジャバラに限りがあるため、売り切れ次第今季の販売は終了となる。17万本程度の製造、販売を予定している。

新商品を手に、川口組合長㊨と井邊久雄代表理事専務

新商品を手に、川口組合長㊨と井邊久雄代表理事専務