来年2月 第2回紀州海南ひなめぐり

 海南市が漆塗りのひな人形「紀州雛」の発祥の地であることを生かし、 市内のあちこちにひな人形を飾って観光客に楽しんでもらう「第2回紀州海南ひなめぐり」 が来年2月1日~3月3日、 JR海南駅前商店街など市内3会場を中心に開かれる。 ことし2月に初めて開いたのが好評で、 来年も同駅構内に約1000体の巨大ひな壇を設置するなど、 趣向を凝らした取り組みで地域活性化を目指す。

 市民らでつくる実行委 (東美智実行委員長) が主催。 JR海南駅、 同駅前商店街、 黒江川端通り周辺の3会場に計約2000体のひな人形を飾る。 3会場をつなぐ道路や店先には、 道案内役として 「つるし雛」 を飾る。

 前回、 土産として要望が多かった 「つるし雛の手作りキット」 を販売する他、 親子に好評だったひな壇の飾り付け、 1~3㌢角のスポンジを使った巨大壁画制作も行う。

 前回は、 約1カ月で同駅構内に1万人 (前年同期比310%) 以上の来場者が訪れた。

 東実行委員長 (55) は 「期間中、 海南市に来ればあちこちでひな人形が見られる。 そんな老若男女に愛されるまちにしたい。 何もかもバージョンアップして、 お待ちしております」 とPRしている。

 ことしも町中に飾るひな人形を12月1日から18日まで募集する。

 詳しい問い合わせは東実行委員長 (℡080・3840・0740) へ。