【AR】卓球バレー大会 170人が熱戦
県福祉事業団(宇治田文彦理事長)の設立50周年を記念した第1回卓球バレー大会が20日、和歌山市中之島の県立体育館で開かれた。同事業団の事業所を中心に20チーム約170人が出場し、日頃の練習成果を競った。
卓球バレーは1チーム6人で卓球台を囲むように座り、長方形のラケットを使って球を3打以内に相手コートに返す競技。10月の第15回全国障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」ではオープン競技として行われ、今回はそのリハーサル大会を兼ねて本番と同じ会場、スケジュールで運営された。
開会式では同事業団保護者会連絡協議会の谷野久一さんがあいさつし、「ゆめ」チームの奥昌明さんが選手宣誓。試合は予選リーグと決勝トーナメントで行われ、各テーブルでは得点が決まると「やったー!」と歓声が響いた。
宇治田理事長は「障害者の皆さんがスポーツを楽しむ機会を一つでもつくり、卓球バレーを広く普及させていきたい」と話していた。
=リズミカルに球を返す参加者