関大にリベンジで7連勝 アルテリーヴォ
関西サッカーリーグ1部は20、21の両日、各地で第9節の4試合が行われ、ホームのアルテリーヴォ和歌山は紀の川市桃山町の桃源郷運動公園陸上競技場で関大FC2008と対戦し、2―0で勝利を収めた。白方が先制、角南が追加点を奪った。これでチームは7連勝と好調を維持している。
前期第2節のアウェー戦で、0―3の完敗を喫した関大を見事に下し、リベンジを果たした。
アルテリーヴォは序盤から、決定機を演出するもゴールを決めきれない展開。関大に攻め込まれる場面ではDF陣が体を張ったプレーでゴールを死守した。
前半終了間際の42分に試合が動く。MF白方が大西のラストパスを飛び込みながら頭で合わせ、待望の先制点を奪い、均衡を破った。
リードで迎えた後半も一進一退の攻防が続いたが、30分に得たコーナーキックから角南がヘディングでゴール隅に流し込み追加点。その後もDF寺本らがゴール前で献身的な守備を見せ、無失点で試合を締めた。
坂元監督は「立ち上がりの決定機を生かせず、満足できる勝ち方ではない。守備で粘り強く対応できた点は評価できる」と試合を振り返った。
チームは7勝2敗でリーグ順位は8チーム中2位。次節は27日、アウェーでASラランジャ京都(7位)と対戦する。午後2時キックオフ。