1日と15日は強化の日 子ども見守り活動

 毎月1日と15日に登下校時の子どもたちの見守り活動を強化する「きのくに子ども見守り強化の日」が1日、県内で運用が開始された。

 ことし5月に開かれた県警、行政、小学校、防犯関係団体が集まった会合で設定したもの。これまで各地域で行っていた見守り活動に、統一的な強化日を決めることで、地域内に活動をより印象付け、ボランティア増員や治安維持の向上を目指す。

 初日には、和歌山市松江北の松江小学校でボランティアなど関係者約60人が集まり、子どもたちに声を掛けながら下校を見守った。

 参加した松江地区パトロール隊の背山三郎さん(74)は「見守り活動は防犯や交通安全の確保の他にも、地域交流の意味もあるので、強化の日を通じて地域の絆を深めたい」と話していた。