星林エースが完投完封 高校野球2日目

 第97回全国高校野球選手権和歌山大会は大会2日目の11日、第3試合で星林が神島に1―0で競り勝った。星林はエース駿河が158球の熱投で神島を零封。6回に石川の適時打で挙げた1点を死守し、2回戦へと駒を進めた。

2日目
 第3試合

神島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
星林 0 0 0 0 0 1 0 0 X 1

 〔神〕爰川―岡崎〔星〕駿河―久保▽2塁打=渋谷(神)

 エースが158球の熱投でチームを2回戦へと導いた。神島打線に与えた安打はわずか4本。スコアボードには0を並べ、6回に奪った1点を守り抜いた。

 星林の先発・駿河はカーブやスライダーの変化球でカウントを稼ぎ、力のある直球で12奪三振の力投。8、9回には3塁走者を背負ったが、気迫のこもった投球で危機を逃れた。打線は6回、1死3塁とし、石川が中前に適時打を運び待望の先制点。好投を続ける駿河を援護した。

 大山監督は「厳しいゲームだったが、駿河が想像以上によく投げてくれた」とエースの活躍をたたえた。

最後の打者を三振に仕留めガッツ ポーズを見せる駿河

最後の打者を三振に仕留めガッツ ポーズを見せる駿河


    ◇
 第2試合

田辺工 0 0 0 6 0 0 0 0 0 6
橋本 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1

 〔田〕那須―畠中〔橋〕米田、水落、吹本―梨木▽2塁打=田上(田)

3日目
 第1試合

日高 1 0 0 2 5 1 0 1 2 12
和高専 0 0 2 1 0 0 1 0 0 4

 〔日〕楠見、関本、西浦―福田〔和〕坂上、福井、坂上、建畠―永谷▽2塁打=巽2(日)太田、坂上(和)