1年生ドキドキの通知簿 下津小で終業式
海南市の下津小学校(山中幸也校長、児童130人)で21日、1学期の終業式が行われた。県内の公立小中学校では、台風11号の影響で終業式が行えなかった学校もあったが、同校では同日に登校日を設けて実施し、児童に通知簿を配布した。
同市教育委員会によると、市内の小中学校(12小、7中)の終業式は17日の予定だったが、気象警報発令のため臨時休校となった。16日に通知簿を渡す対応をした学校もあったが、終業式は行わなかった。
下津小では体育館に集まった児童を前に、山中校長が「夏休みの間に、2学期で頑張りたいことや伸ばしたいことを考えてみて」とあいさつ。その後各教室で通知簿が配られ、初めての通知簿となる1年生の教室では担任の教員が「大きな声で本読みができました」など一人ひとりの成長ぶりを話して配布。1年生は笑顔いっぱいに両手で受け取っていた。
同市内の始業式は小学校が9月1日、中学校が8月21日に行われる。