ソフトテニス14年ぶり優勝 入賞も続々と
紀の国わかやま国体の県選手団は28日、男子レスリングの3階級を制し、ソフトテニスは14年ぶりの優勝を飾った。なぎなたは準優勝するなど、この日も優勝、入賞が相次いだ。
レスリングは28日、那智勝浦町の町体育文化会館で少年・成年男子のフリースタイルが行われ、少年は66㌔級の三輪優翔(16)=和歌山北高2年=、74㌔級の吉田隆起(18)=同3年=が優勝。成年はロンドン五輪銅メダリストの湯元進一(30)=自衛隊=が61㌔級を制し、86㌔級では奥井眞生(19)=国士館大=が入賞した。
三輪は1、2回戦をテクニカルフォール勝ち。準々決勝は3―1、準決勝は7―0、決勝も5―0で相手を寄せ付けなかった。
吉田は、2回戦から決勝までの4試合全てをTフォールの圧勝で優勝を決めた。
湯元は2回戦を10―5、準々決勝を7―2、準決勝はTフォール、決勝は6―2で優勝した。
奥井は2回戦をフォール勝ちしたが、続く準々決勝で6―6の内容負けとなった。
ソフトテニスは28日、白浜町の町テニスコートで成年男女の2日目が行われ、県勢は男子が14年ぶり2度目の優勝を果たした。女子は2回戦で敗退した。
成年男子の県勢は島根、栃木、長野、神奈川、奈良を下して決勝進出。千葉との対戦となった決勝は、ダブルスの村田匠(19)=日本体育大=・塩嵜弘騎(28)=県庁=ペアとシングルスの増田健人(24)=同=がそれぞれ勝ち、2―0で優勝した。
なぎなたは28日、九度山町の九度山文化スポーツセンターで2日目が行われ、成年女子の「演技」で山内綾(31)=貴志川中教員=・山本千代(37)=県教育庁=ペアが準優勝、少年女子の「試合」も石原葉月(18)=近大付属新宮高3年=・西平春菜(17)=和歌山信愛高3年=・岡夕起菜(17)=同=が準優勝した。
バレーボールは28日、2日目が御坊市立体育館などで行われ、少年女子2回戦で県勢の和歌山信愛高は秋田選抜と対戦し、2―1で敗れた。