【AR】きい探訪35~兵庫県三木市~

先月26日に開会した紀の国わかやま国体。前号から、県外の競技会場とその周辺の魅力を取り上げている。今週は馬術競技が行われている兵庫県三木市の三木ホースランドパークとその周辺の見どころを紹介したい。

三木ホースランドパークは、山陽自動車道三木小野ICから国道175号を3㌔ほど南下したところに位置する。競技は1日から5日まで5日間にわたり開催。全国から277人の選手と、175頭の馬が参加し23の競技で熱戦が繰り広げられている。会場では、和歌山県産みかんジュースの振る舞いや、三木市の特産品の販売なども行われているという。また、多数の地元企業が同競技に協賛するなど、まちが一つとなり、競技を応援している。

近隣のお薦めスポットは、「道の駅みき」だ。金物のまちとして栄えてきた三木市では、かつて、鍛冶職人が体力増強のために食べられてきたという郷土料理がある。鍛冶屋鍋といい、タコとナスが入ったすき焼きだ。ここでは、それをモチーフとしたカレーや天丼などを食べることができる。

また、三木市は酒米「山田錦」の一大産地でもある。全国の約8割が兵庫県内で生産され、その中でも三木市は良質な米の生産地として知られている。丹波の黒豆と大豆、塩をブレンドして作られる山田錦みそを使ったラーメンやソフトクリームなども人気。

自然環境に恵まれた三木市で、馬とのふれ合い、ご当地グルメに舌鼓する旅をしてみては。

国体会場の三木ホースランドパーク

国体会場の三木ホースランドパーク

 

(次田尚弘/三木市)