「真田丸」で九度山町に寄付 信金
きのくに信用金庫(田谷節朗理事長)は、来年のNHK大河ドラマ「真田丸」を県民に広く知ってもらおうと「きのくに真田幸村記念定期預金」の取り扱いを開始した。また、これを記念して幸村にゆかりのある九度山町のまちづくりを支援するため、大河ドラマ「真田丸」くどやま推進協議会(会長・岡本章町長)と同町住民クラブ(阪井賢三会長)に寄付金を贈った。
贈呈式は10月29日、同町役場であり、同信金の藤田賢一専務理事が岡本会長と阪井会長に授与。藤田専務理事は「県民に広く真田丸を知ってもらうために記念定期預金の取り扱いを開始した。寄付金は、今後の活動の一助になれば」と述べると、岡本会長はこれまでの経緯を振り返りながら「真田丸のドラマをきっかけに、今後は全県的に活性させたい。そのための原資をご寄付いただき、本当にありがたい」と応えていた。
記念定期預金は個人新規預け入れを対象に一口20万円以上、1000万円未満で発売。期間は1年で募集総額は500億円。適用金利は年利0・15%としている。募集は来年1月29日まで。