異文化交流の祭典 紀美野で世界民族祭

世界各国の民族芸能の発表や飲食販売などが行われる「世界民族祭in真国2015」が7、8の両日、りら創造芸術高等専修学校(紀美野町真国宮、山上範子校長)と周辺施設で開かれた。

世界各国の舞踊や音楽、芸術、食などを通して異文化間、世代間の交流を進め、過疎の地域からも地域に活気を生み出す文化芸術の発信が可能であるモデルを示すことなどを目的に開かれ、ことしで7年目を迎えた。

7日は、前日祭として地元の高校生や各団体による和太鼓や踊りなどが繰り広げられた。

当日祭の8日、ステージではヨガやオペラ、サンバといった各国の伝統芸能が披露される中、日本舞踊や沖縄空手舞踊など日本の芸能もあり、来場者は日本の伝統、文化の魅力を再発見。あいにくの雨天だったが、会場には多くの人が詰め掛け、出店された各国の飲食ブースも楽しんでいた。

創作舞踊で日本の心を表現したダンスアートカンパニーALCA

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