正月準備進む 伊太祁曽神社でしめ縄作り

新年が近づき、各地の神社ではしめ縄などの正月準備が進められている。和歌山市伊太祈曽の伊太祁曽神社(奥重視宮司)では26日、氏子総代と敬神婦人会(あじさいの会、中本純子会長)が稲わらを編んでしめ縄を作った。

稲わらを柔らかくし、編みやすくするために同会メンバーが木槌でたたいてから、氏子総代の男性が、30㌢から5㍍までさまざまな長さがあるしめ縄を約30本編み上げた。一番長い5㍍のしめ縄は、境内の神木に巻かれ、新年に備えた。

中本会長(76)は「神社への感謝の気持ちで、しめ縄を作っています。来年も健康であれば続けたい」、奥宮司は「みなさんの協力で、新しい年を迎えることができます」と話していた。

しめ縄を編む氏子総代と敬神婦人会の皆さん

しめ縄を編む氏子総代と敬神婦人会の皆さん