セーラー服はグレー 和歌山北高の新制服

 来年4月に県立和歌山西高校と県立和歌山北高校が統合して開校する「県立和歌山北高校」の新しい制服のデザインと校章が決まった。

 女子生徒の制服は、グレーのセーラー服に2本のラインが施されており、シルバーグレーのリボンを着用する。プリーツスカートはチャコールグレー。男子生徒の制服は、同じくチャコールグレーの詰め襟とスラックス。

 来年4月から、現在の北高が新北高の「北校舎」、西高が「西校舎」となる。来年度の募集定員は、普通科(西校舎)80人、同科(北校舎)280人、スポーツ健康科学科80人の合わせて約440人。同制服は新1年生が着用することになる。2、3年生は現在の制服を使用する。

 また校章は、北高の文字を中央に配置し、西高の校章に使っていたウバメガシの葉で、校訓である「知・徳・体」と「志」の意味を表現。統合校の発展を願って、葉が固くつながっているデザインにした。