センバツへ実践感覚磨く 市高が練習試合

第88回選抜高校野球大会(20日~、阪神甲子園球場)に11年ぶり5回目の出場を決めている市立和歌山高校は、練習試合の解禁日となる8日、同校グラウンドで和歌山東高校と試合を行い、実戦感覚を養った。

高校野球では、冬の期間の12月1日から3月7日まで、規定により対外試合ができないことになっている。選手たちは久々となる対外試合で、オフシーズンに培ったトレーニングの成果を試した。

試合は、序盤に失策から失点を招き、終始追い掛ける展開。中盤に本塁打などで反撃したが、4―5で敗れた。

半田真一監督は「ミスが目立った。不安な部分を改善していきたい」と振り返った。

今後は、大会開幕までに県内外で7~8試合の練習試合をこなし、試合感覚を磨いていく。

大会の組み合わせ抽選会は11日に行われる。

練習試合で感覚を養う選手たち

練習試合で感覚を養う選手たち