和歌山ミオ北館が開業 駅周辺の活性化へ
和歌山市のJR和歌山駅前に18日、商業施設「和歌山ミオ北館」が開業した。駅周辺の活性化に向け、和歌山ステーションビルディング(藪章代社長)が、1月末に営業終了した「ジョワ専門店」跡を改装し、店舗を大幅に入れ替えた。
開業記念イベントで藪社長は「和歌山の皆さんに『こんなお店が欲しかった』と思ってもらえるようなお店を取りそろえた。ミオ本館、北館、近鉄百貨店が三者一体となり、『本当に楽しいエリアになった』と認めていただけるようにしていきたい」とあいさつ。来賓の尾花正啓市長は「国内外からの本県最大の玄関口として、さらなるにぎわいにつながる」と期待し、「わかちか広場」を県全体の観光案内基地にする計画も披露した。
テープカットで開業を祝い、午前10時の開店とともに多くの市民が来店。買い物客の女性は「好きなお店が入ったのでうれしい」と喜んでいた。駅ビルのミオ本館1階も同時にリニューアルした。