熊野牛のおいしさ知って ココイチがご当地カレー
大手カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」の県内全9店舗などで26日、ご当地メニュー「熊野牛コロッケカレー」(680円)の販売が始まった。期間限定で3月末まで。ご当地メニューを県内全店舗で商品化するのは初めて。
同チェーン店では、ご当地メニューの開発に力を入れている。9月ごろから、オーストリート打田店(紀の川市下井阪)の島友美さんを中心に県内全店舗の代表者が集まり、「女性にも食べやすいコロッケを使ったメニューを」と考案してきた。
同カレーは、毎月平均8頭しか出荷しないという熊野牛のコロッケを使用。松阪牛などと肩を並べる肉質や風味の熊野肉を使ったコロッケは、牛肉の甘みが口いっぱいに広がる。千切りのキャベツが見た目にもお腹にもボリュームたっぷりだ。
和歌山ぶらくり丁店(同市雑賀町、林英吉責任者)ではこの日、お昼時に10食の注文があったという。
島さんは「龍神村で育ったきめ細やかな熊野牛を使っています。熊野牛の知名度を上げるためにも、気軽に食べてもらうため、リーズナブルな価格設定にしました。ぜひ食べてみてください」と話している。
本紙エリアにあるチェーン店は、和歌山ぶらくり丁店(同市雑賀町)、和歌山国道26号店(同市中)、和歌山JR駅前店(同市美園町)、ラウンドワン和歌山店(同市小雑賀)、オーストリート打田店(紀の川市下井阪)。