鎮座1200年奉祝式年大祭 1日宮原神社で
ことし鎮座1200年を迎えることを記念し、有田市宮原町道の宮原神社(宮本優子宮司)は5月1日、「鎮座千二百年奉祝式年大祭」を開く。
午前10時から式年大祭(正装で参列)、正午から獅子舞、午後1時から御渡り(みこし・山車・稚児行列)、3時半から放生会、5時から大餅投げ大会がある。
同神社は、剣術の達人・宮崎定直が窮地に自身を守った太刀を奉納したことから「太刀の宮」、文武両道の神として信仰を集め、近年はぜんそく、がんなどの病気平癒の祈祷などでも知られている。
24日には大祭を前に「奉祝落語会」が開かれ、氏子ら約60人が参加。落語家の桂塩鯛さんが落語を奉納した他、古事記の読み語り、田宮流居合道演舞などがあった。
氏子の喜多佳須美さん(44)は「毎年、夏と秋のお祭りに参加しています。落語を聞く機会はめったにないのでよかった。1日の大祭では娘が舞、息子が稚児として出させていただきます」と話していた。
3日は午前11時からコーラスの奉納演奏会、7日は午後2時から「奉納雅楽と神楽舞」がある。