友ケ島灯台を公開 28日、文化財登録後初
和歌山海上保安部は28日、普段は入ることができない友ケ島灯台(和歌山市加太)内部を一般公開する。午前10時から午後3時まで。
同灯台は明治5年に竣工。昨年11月の登録有形文化財(建造物)登録後、初の一般公開となる。
内部ではパネル展示や、職員による航路標識、海上保安業務の紹介がある。圧巻の景色が見渡せる灯台上部に上ることもできる。
明治5年から昭和27年まで実際に使われていた「3等不動レンズ」の展示、海保の制服やウエットスーツ(子ども用)の試着、東経135度線の記念スタンプの貸し出しもある。参加者全員にシリアルナンバー付き記念証をプレゼントする。
来場には定期船の乗船代(大人往復1600円、小人半額)が必要。悪天候時は中止。問い合わせは同海保交通課(℡073・402・5852)まで。