阪和道御坊―印南4車化 国交相が事業許可
NEXCO西日本は8日、阪和自動車道・御坊インターチェンジ(IC)~印南IC間10㌔の4車線化について国土交通大臣の事業許可を受けたと発表した。
仁坂吉伸知事は「南紀田辺までの区間は、暫定2車線区間として全国有数の交通量を有し、慢性的な渋滞や対面交通による重大事故の発生率が高くなっているとともに、大規模災害時の緊急輸送道路となることから、4車線化の実現は急務」とその必要性を強調し、「県としては、平成25年度から4車線化事業に着手されている『有田~御坊間』と同時に『御坊~印南間』が供用されるよう、着実な事業推進を関係機関に働き掛けるとともに、続く『印南~南紀田辺間』についても、早期に4車線化事業を実施していただくよう、関係者の皆さま方と取り組んでいく」とコメントしている。
同社は阪和道の他、長崎道・長崎IC~長崎芒塚IC間3㌔の4車線化、岡山米子道、徳島道、松山道の一部区間への付加車線試行設置についても同日付で事業許可を受けた。