ファンタジックな世界へ 森岡さん絵画展
和歌山市の画家、森岡りえ子さん(31)の個展「光を見つける旅」が25日まで、和歌山市広道のギャラリーTBで開かれ、素朴でファンタジックな世界が広がっている。
森岡さんは成安造形大学(滋賀県大津市)で洋画を学び、これまで、かつらぎ町などで定期的に個展を開催。和歌山市内での開催は約2年ぶりとなる。個展のタイトルには「世の中を生きる上で、希望の光を見失いそうになる中でも、その光を見つめて進んでいきたい」との思いを込めたという。
色鉛筆やペンなどを交え、アクリル絵の具で描いた38点を展示。三日月や天使、木などをモチーフにした愛らしい作品が並ぶ。足のある鉛筆や家が、カメと一緒に歩く様子を描いた作品もあり、ユーモアたっぷり。
森岡さんは「これからも、明るく美しい世界を表現できれば。いつかは絵本を出版するのが夢ですね」と笑顔で話している。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは同所(℡073・424・4502)。