十日えびすへ のしあめ作りがピーク
十日えびすを前に和歌山市本町の「うみの製菓㈱」(海野佳広社長)では、縁起物として重宝される紅白の「のしあめ」作りがピークを迎えている。
同社は大正12年ごろからあめ作りをしている老舗店。12月初旬から今月10日まではのしあめ作りに掛かりきりだ。200円の棒あめが主力商品で、板付きあめもよく売れるという。ことしは例年と同程度の注文数があるという。
のしあめは「福あめ」とも呼ばれ和歌山を中心に、泉南や奈良県五條市などで「商売繁盛」「家内安全」を願って、事業主を中心に老若男女問わず購入する。