元気で長生きを 尾花市長が100歳訪問
敬老の日(19日)を前に、和歌山市の尾花正啓市長は5、6日、本年度中に100歳を迎え、訪問希望がある市民33人を訪れ、記念品を贈呈した。
5日には、同市府中の元社会福祉法人理事長、土井秀夫さん(99)宅を訪問。尾花市長は「本年度100歳になる市内の男性は5人しかいません。健康で1世紀も生きてこられて素晴らしいです」と祝福。人生を共にしてきた妻の千代子さん(91)と出迎えた土井さんは「好き嫌いなく何でも食べます。趣味は18歳から続けている囲碁です。軍隊で鍛えられて体が強くなったね」などと、長生きの秘訣(ひけつ)を話した。
7月31日現在の統計によると、同市では本年度、97人(男性5人、女性92人)が新たに100歳を迎える。100歳以上の市民は計280人(男性31人、女性249人)となり、市内最高齢者は、男性が105歳、女性が108歳。