京奈和と第二阪和の連絡を 期成同盟設立
京奈和自動車道と第二阪和国道を接続する道路構想の早期実現を目指す「京奈和・第二阪和連絡道路建設促進期成同盟会」の設立総会が11日、和歌山市役所で行われ、市内の各連合自治会長や経済団体などの代表ら約50人が出席した。
開会に先立ち、尾花正啓和歌山市長は「連絡道路ができることで高速道路ネットワークにつながることができ、利便性が期待できる。同盟成立は強力な応援団。一日も早い構想の実現を願いたい」とあいさつ。発起人代表の石井太郎同市自治会連絡協議会会長は「発起人として今後も一つの目的に向かって進んでいきたい」と話した。
総会では、京都市から奈良市、五條市、紀の川市などを経由して和歌山市に至る京奈和道と、和歌山市と大阪府岬町を結ぶ第二阪和国道が接続することにより、関西大環状が拡大し、和歌山市への企業立地の促進、立地している企業の競争環境の改善などが期待されるとする設立趣意書を確認。役員の選出が行われ、会長には石井氏が就任した。
役員は、次の皆さん。
会長=石井太郎和歌山市自治会連絡協議会会長▽副会長=堰本信子和歌山婦人団体連絡協議会会長、野田寛芳和歌山商工会議所専務理事、福田道雄県中小企業団体中央会専務理事、永井慶一県経営者協会専務理事、井邊久雄わかやま農業協同組合代表理事組合長▽会計=松田美代子和歌山商工会議所女性会会長、湯川充紀伊地区連合自治会長▽監査=由井臣和歌山市水産振興協力会会長、林泰行和歌山市観光協会副会長