初の24時間超ホコ天 30日~和歌山市駅前
和歌山市の市駅前通りを芝生の歩行者天国にし、市民の憩いの広場を生み出す社会実験「市駅“グリーングリーン”プロジェクト2016」が、30日午後1時から10月2日午後5時までの3日間で展開される。
通りの一部では、近畿初とみられる24時間を超える歩行者天国が実現し、昼夜を問わず、にぎわいの創出が期待されている。
市駅まちづくり実行委員会が主催し2回目の開催。実施エリアは同通りの北進2車線、150㍍の区間。芝生のピクニックエリアは、昼寝や自由な飲食ができる他、1、2日にはお茶会やミニ音楽イベントも楽しめる。会場には、オープンカフェやキッチンカーなど飲食ブースも出店し、飲み物や軽食が販売される。周辺の店舗では、ハンドメードのアクセサリーやかばんの手作り体験、写真展なども開催する。
会場付近を流れる市堀川では、船2隻を使い、市駅前から京橋までの約1㌔を遊覧する「市堀川クルーズ」を行う。両発着点から午前10時半~午後5時に30分ごとに運航する。料金は1人片道500円(小学生以上)。
イベント運営に中心的に関わっている和歌山大学観光学部の永瀬節治准教授は「前回も、20代や30代の若い人の来場が多かったので、今回もイベントでまちなかが元気になることを期待しています」と話し、来場を呼び掛けている。