寺本さん和歌山市長賞 発明くふうコンク
第31回和歌山市民発明くふうコンクールの受賞作品32点が決まり、最高賞の市長賞に寺本東吾さん(64)の「坂道でも手を離せば自動停止する手押し車」、高校生以下の最優秀賞である市教育委員会教育長賞には向陽中学校1年、中村凌君(13)の「縁の下の力持ち(重い荷物をバックアップ!)」が選ばれた。表彰式は23日、市民会館で行われた。
市内在住か通勤・通学している人を対象に、日常生活の改善に役立つもの、環境に優しいエコなものなど「あったらいいな」というアイデア作品を募集。今回は、6~84歳の343人から361点の応募があり、審査は20日に行われた。
表彰式では、尾花正啓市長や協賛の企業・団体の代表から各賞の賞状と副賞が受賞者に贈られた。尾花市長は「昨年より応募が50点以上増えた。一人ひとりの創意工夫がなされた素晴らしい作品だった」とたたえた。
その他の受賞者は次の皆さん。
【企業家賞】上中産業賞=青木大和、茂野悠希、朝長柊羽▽スガイ賞=岡育子、弓倉将聖、出口絢那▽ノーリツプレシジョン賞=かじれおな、有本朱里、伊藤諒星▽シマセイキ賞=大畑博、山野広翔、加地眞吏奈▽デイボン賞=東明美、近藤いちご、茂野怜愛▽東洋ライス賞=松田暁、伊都壱波、西岡聡▽日本化学賞=栗本悠吾、鎌田莉緒、瀬川慧▽和歌山精化賞=宮本百々花、小池生真、浦島幸平
【協賛賞】日本弁理士会近畿支部長賞=辻本和夫、小西順、城本紗奈▽一般社団法人県発明協会会長賞=山口智也、豊田真央▽ひらめき和歌山会長賞=加納もも