安心の教育環境へ努力 県私立学校振興大会
「第50回県私立学校振興大会」が26日、和歌山市の県民文化会館で開かれ、県内私立学校の教職員や保護者など約1300人が参加した。
県私立学校連合会(坂本順一会長)が主催。私学教育の発展に大きく貢献した8人に知事感謝状が贈呈された他、50回の節目の大会を記念し、23人が会長表彰を、3人が会長特別表彰を受けた。
坂本会長はあいさつで「多くの困難を乗り越え、ここまで来ることができた。急激な少子化など、学校を取り巻く環境は厳しいが、子どもたちが安心して学べる環境をつくるべく、努力を続けてほしい」と呼び掛けた。
会長特別表彰を受けた、西下博通前県私立学校連合会会長が受賞者を代表してあいさつし「受賞は青天のへきれきで、身に余る光栄。人工知能などの発達を受けた新しい教育の創造が求められている。教育は豊かな社会を実現するための懸け橋という意識を持ち、努力を続けていきたい」と話した。
第2部では、同市出身のバイオリニスト・徃住めぐみさんとピアニスト・小川友子さんによるリサイタルが行われ、「浜辺の歌」や「プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」など、名曲の演奏に会場から大きな拍手が送られた。